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野草 野鳥 日本産淡水魚観察のブログ

小川の白花 オドリコソウ


子供のころよく遊んだ小川 久し振りに歩いてみる
大人になるまで気づかなかった たくさんの草花
川の両斜面は野草のお花畑("^ω^)・・・です!


黄色、紫色、白色、色とりどり


中でもオドリコソウはあちこちに群落を作っています


この時期の斜面は オドリコソウの晴れ舞台でしょうか
他の草に負けないように精一杯 背伸びして、私を見てと言っているようです







こちらはヒメオドリコソウ
オドリコソウに比べると控えめで おとなしい性格ですね
目立ちませんが、惹かれる カワ(・∀・)イイ!! 花です






こちらが今日の主役 オドリコソウ です。
少し派手ですか? でも性格ではありません! 遺伝です?
ごく標準的な色合いで 淡紫色です個体により濃淡はあります









花は段咲です 一段に 八花 咲いてます 下から順に咲いていきます
個体の成熟度により一段あたりの花数は変化します









オドリコソウ 白花種
普通種の中で、白花に変化している 一群を発見しました
画像や本では見ていましたが 自然に育っている 白花は初めてです








オドリコソウ 白花種
小川の両斜面1キロほど探しましたが、この一群だけでした










直径50㎝くらいの範囲で咲いてます
じっくり観察 花の白さ 花茎、葉の青さが際立ち 暫く魅入ってしまいました
乙女オドリコソウとでも 表現したいです









オドリコソウ 白花種
白に変化するメカニズムはわかりませんが、心惹かれます









オドリコソウ 白花種
踊り子さんが並んでいる姿を想像して 品種名つけたのかなー









タテハモドキ タテハチョウ科
以前は九州本土で見ることは出来ませんでしたが
温暖化の影響でしょうか 
5年ほど前から夏型、秋型も見れるようになり、北部九州でも定着でしょう!
午前中の川原は寒いので。翅を温めているようです
他の蝶に比べると、あまり飛び廻らない種で
飛翔能力も劣っているようでドタバタしてます スイスーイとはいきません
派手で大きな翅の眼状紋を見ると一瞬驚きます 毒蛾のような印象です
なので襲われることも少なく 上手く飛ぶ必要もないのでしょう。








撮影地 福岡県筑紫野市 宝満川支流

一人静 疎林の野草

福岡県の東に位置する英彦山 
年中登山者が訪れ 北九州、福岡、大分など…
近隣の人たちにも親しまれ 植物も豊富で愛好者には人気の山です


午前中は家でくすぶっていたのですが、澄んだ空を見ていると 
突然 一人静 に逢いたくなり出かけました
昨日の恵みの雨のせいか  
新鮮な個体がたくさん咲いて迎えてくれました


一人静 決して一人では咲いていません 群れの中で一人咲はありますが!
それは見る人の心
小さな花です 一人静かに愛でる状態でしょうか?


この場所は普通種と青軸種が混生している稀な場所で
他県ではお目にかかれない貴重な疎林です
年々個体数が減っています 大切に見守りたいものです




一人静 普通種






一人静  普通種










一人静 普通種








一人静  青軸種








一人静  青軸種









一人静  青軸種









コガネネコノメソウ ユキノシタ科



 






シロバナネコノメソウ ユキノシタ科









シロバナネコノメソウ ユキノシタ科
青軸種 葯の赤が乳白色に変化











サバノオ キンポウゲ科
日陰の涼しい場所 花は終わる時期ですが 一株だけ花付きがありました










サバノオ










ハルトラノオ タデ科
咲き始めの 一株










ヤマルリソウ ムラサキ科










キケマン ケシ科
小さくて か弱くて 好きな花








思わずたくさんの野草に出逢え
思い立ったのがよかったのか 夢中で楽しい時間すごせました


撮影地 福岡県 英彦山



コブハクチョウ
近くの農業用ため池に飛来
人懐っこいので、どこかで飼われていた個体でしょう